S9 最終287位R2009 ウーラヒトムシステムVer1.3.1
こんにちは。ぺすたと申します。
前期に引き続きR2000を達成することができたので、
構築記事を書かせていただきます。
前期と重複する部分が多いので、前期の構築をすでに読まれた方は飛ばしながら見ていただければ幸いです。
↓↓↓こちら前期のシーズン終わりに書いた構築記事になります。
時間がある方はこちらも読んでみてください!
【使用構築】
【構築経緯】
別の構築でスカーフ水ウーラオスを使っている際に、初手水ウーラオスを出した時、
相手は襷、スカーフをケアしなければならず、相手にテラスor引きを強要する能力が非常に高い事に気づいた。
初手ウーラオスを選出し、相手のテラスor引きを強要しながら自分は素引きし安全に有利対面を作る動きができれば強いと思い、水ウーラオスが弱点をつかれる電気/草/フェアリー(ついでに氷柱落とし)を半減で受けられるヒートロトムにたどりつき構築の軸とした。
また、ウーラオスの水流連打、インファイト読みの引き先としてへイラッシャ、カイリュー、サンダー、ドヒドイデ、水ロトム(HB系)、モロバレルなどが多かったがいずれもヒートロトムを対面させることで有利対面を作ることができた。
ハバタクカミ
基本的に相手に先にテラスを切らせる展開が多く発生し、ヒトムの電磁波をばら撒いた後ハバタクカミのムーンフォースかシャドーボールの一貫が出来やすかったため、ハバタクカミをメガネで採用した。
ウーラヒトムだと相手の水ウーラや中盤増えていたマリルリなど水アタッカーに一貫を取られるためドヒドイデを採用。あくまで選出を抑制することだけを目的としており、選出はドヒド入りの受けループにしか選出をしなかった。
ディンルー
前期との唯一変更したポケモン
ガブリアス→ディンルー
初手ウーラオスと拘っている電気特殊(レボルト、サンダー)が対面したときに安易にボルトチェンジを押されるとヒトム交代が裏目に出てしまうため、圧をかけるために地面枠で対面の撃ち合いが強く、テラスを切ることで構築単位で重いテツノツツミに勝てるチョッキディンルーを採用した。
また、前期大流行していたドヒドディンルーの並びを意識させることができ、相手の選出を非常に歪めること、型の誤認させることも多かった。
特にウーラヒトムが得意としている、電気パオ、拘っている地面枠(ガブ、ランド)、襷カミ等々を初手に誘導することができ、ドヒドディンルーの並びはかなり強かった。
また
サーフゴー
構築単位でまだテツノツツミとへイラッシャが重く感じ、キノガッサ等への回答も欲しかったためサーフゴーを採用し、パーティ全体の素早さラインを上げ、メガネカミやメガネツツミを咎められるスカーフで採用
【個体解説】
●水ウーラオス(選出率9割)
レギュD最強ポケモン
Youtuberのレブロンぽけさんの強い調整を勝手に参考にさせていただきました。
[調整]
HB:A特化パオジアンの弱点テラバ確定耐え
S:準速70族抜き
A:陽気252と同値(ダメ計しやすい)
の完璧な調整だと思っています。
使ってみるとかなり硬く、剣舞積む隙がかなりありました。
また、火力も申し分なく剣舞水テラス水流連打で半減カイリューが受からないほど火力が出ます。
当初はスカーフ型で使い初手とんぼからのヒトム引きを考えていましたが、ヒトムが荒らした後の抜き性能や素引きでいいことを考えると、この型で良かったと思います。
また、初手出ししていることから襷やスカーフなどの型の誤認も誘えました。
●ヒートロトム(選出率9割)
水ウーラオスの相棒
[調整]
S:準速70族抜き ウーラオスと同値にすることでS確認しやすくなった
HB:できるだけ高く
水ウーラからの素引きの攻撃をすべて受け止める神
初手ウーラ、パオ対面では明確な引き先がない限りほぼテラスを誘発し、不発にさせた。また、かみくだくを搭載していないパオジアンも多く、引いていく事が多かったが剣舞を積まれると即負けるので電気テラスの場合はオバヒを押して削りを入れていた。その他のテラスでは居座り、引きを兼ねて電磁波を打つことも多かった。
また構築の見た目上ヒードランとHヌメルをかなり呼ぶが、相手からの有効打がないことが多く、交代際に電磁波を当ててナイトヘッドを連打するだけで突破することがかなりあった。
物理ポケモンと対面した際は鬼火ケアでハバカミ等の特殊ポケモンに引いてくることも多く、ハバカミ、イーユイに電磁波が入ることも少なく、火力がない型の場合はナイトヘッドで対面突破も多かった。
鬼火電磁波両採用も検討したが、ナイトヘッド無くしてこのポケモンはありえないと痛感した。
テラスを切らせても構築上重い毒テラディンルーをナイトヘッドで削る背中は父の背中よりも頼もしく見えた。
前期からテラスをゴーストからフェアリーに変えたがどっちもどっち感は否めない。不意に来る悪ウーラを止めることが出来たのは良かった。
●ハバタクカミ(選出率6割)
全て破壊する神
[調整]
S:最速ガブ抜き
C:臆病252と同値(ダメ計しやすい)
HB:有識者に教えていただいたいろいろ耐える神調整。ぱおの陽気つららぐらいなら耐える
ツツミ、パオ、カミ、スカーフ勢以外は中速な環境だと思うので、Sはガブ抜きぐらいで十分だと思う。
CSも使っていたが流石に繊細すぎて使えなかった。
ヒトムでブエナカミに電磁波入れて下からボルチェンしてこのハバカミに繋ぐ流れは美しかった。
●ドヒドイデ(ほぼ選出なし)
ベンチから圧をかける置物(ドヒドディンルーにより更にパワーアップ!)
[調整]
HB:ぶっぱ
ほとんど選出していないが、相手の選出を歪ませていたと思う。
ドヒド抜きのウーラヒトムを友人が使っていたが、水ウーラに破壊されまくっていたので水ウーラの選出を抑える枠は必須だと思う。
●ディンルー(選出率3割)
かちかち山
[調整]
A:特化
水or飛行テラを切ったHBサフゴに電気テラバが50%前後で起点にされない。
HD:ツツミのドロポン2耐え、カミのムンフォ2耐え
もともと構築単位で重いツツミ、サフゴに対して、
ドヒドディンルーの並びを見せることで更にツツミとサフゴを呼び狩ることに徹した型
相手のPTにツツミ、サフゴのようなきつい特殊が2体以上いたときに選出していた。
終盤流行っていた襷イダイトウに対しても体力とテラと水ウーラのアクジェを残しておくことで勝つことが出来たので、選出したときは活躍していた。
また、じわれを採用することで、構築相性の悪かった受けループに5分の勝率を誇ることが出来た。
●サーフゴー(選出率3割)
一家に一台ポケモン
[調整]
S:最速ツツミ抜き
HBD:どなたかの構築記事の調整真似したやつ。
C:あまり
受けループやキノコ、ギミックパに強く出れた。
前期よりも選出は減った気がする。
【初手の動き】
初手ウーラオスが環境上位ポケモンと対面したときの動きについて解説します。ぜひ皆さんが実際に使っていたポケモンと共に、相手目線初手どう行動するか考えてみてください!
前期と変更点も多いので、前回の構築記事で読んでくださった方も目を通していただければと思います。
1位カイリュー
初手カイリューは飛行テラバが環境に多く、飛行テラバか地震を打ってくることが多かった→ヒトム引き安定 神速or逆鱗の場合、カミ引きでテンポが取れる
仮に竜舞型だったとしてもヒトムを即投げすることで相手は鬼火ケアで炎テラスか身代わり持ち以外は相手は引きしかできない。
引いた後は基本的に電磁波でOK
2位ハバタクカミ
ブエナ発動なし:相手はスカーフか襷で水流連打を打たれると倒されるため引きか水テラスの選択→ヒトム引き安定
ブエナ発動あり:水テラスを切っても相当耐久を振っていない限り水テラス水流連打を2発耐えないため攻撃しかできない。→ヒトム引き安定
(再初手メガネカミにシャドボ打たれて崩壊しました😖)
引いた後は基本的に電磁波でOK
終盤襷型のハバカミが増えていたが、スカーフケアしないのか、全く引かれなかったが、素直にムンフォを押してくれたので、電磁波ナイトヘッドで対面突破出来た。
3位パオジアン
スカーフとんぼ、襷ドレパン、水流をケアするためにはテラスか引きしかできない。(無限回対面したがそのままつららおとし,絶対零度を打ってきたのは数人しかいなかった👶)
→ヒトム引き安定 テラスを切らせて半減で受ける理想的なムーブができる。
引いた後はオバヒ優先の電磁波の通りがかなりよければ電磁波。
4位サーフゴー
かなり怪しいやつ
メガネ型の場合シャドーボールを打たれるとヒトムが受からない。
HB電磁波型の場合、電磁波を打たれるためヒトム引き安定。
初手に出てくるサーフゴーはメガネ型が7:3で多かった印象。
前期活躍したメガネ型が10万ボルト採用が多く、ヒトム引きが成功することが多かった。
ちなみにS実数値123より早いサーフゴーはかなりきつい
5位ウーラオス(水)
じゃんけんミラー
ミラーは基本的に遅いほうが有利だと思っているので、
スカーフでとんぼ返り
相手の並びを見て拘ってそうならドレパン、剣舞してきそうならこちらも剣舞をしていた。
ミラーに関してはヒトムに引きません。
6位テツノツツミ
構築重めポケモン
ブエナ発動あり→フリーズドライ確定耐えのためドレパン安定
身代わりから入られた場合ゴテラアンコされると崩壊するので、ハバカミに引いていた
ブエナ発動なし→フリドラ読みヒトムバック クイタン打たれるときついが打たれたことはなかった。
基本的にメガネ型はスカーフインファで倒されるので突っ張れないと思っている。
襷はヒトムでドロポンを躱すことをお祈りしてました。
ゴツメ型はフェアリーテラス後テラバーストでヒトムが受けることはできるが、やはりヒトムでドロポンを避けることを祈っていた
7位ディンルー
水流連打でかなり削られるので相手は引きかテラス後
ステロ、カタス、テラバのいずれか→ヒトムバック安定()
引いた後は基本的に電磁波→ナイトヘッドでOK
ナイトヘッドでオボン後半分以上削り、ハバカミとウーラの起点にしてくれることがほとんど
偶にディンルーの耐久を信頼してテラスなし突っ張りしてくる人がいるが、
シグマさん等最上位プレイヤーとマッチしたときは毎回テラスをしっかり切ってくれたので、ウーラによるテラス強要はできていると思う
ちなみに終盤はテラスを切られずカタスを押される展開がかなり多く,泣いた。
8位ガチグマ
相手不利対面なため相手はテラスor引きしかできない
テラス後は基本的に草分けorフェアテラじゃれつくしかしないのでヒトムに引いて、オバヒで削っていた。
草分けされたら空元気読んで気合でハバカミに引いていた。
根性じゃない場合は電磁波安定
9位ランドロス
スカーフ型のばあい、スカーフ水流連打で落ちるため飛行orフェアリーテラスを切られることしかなかった。→引いた後は基本的に電磁波でOK
HBの場合でも水流連打でオボン込みで瀕死にまで追いやられるので引きorテラス→ヒトム引き安定
ドヒドディンルーの並びを見て初手だしされることが多く、今期かなりカモに
することが出来た。
10位ヒードラン
相手不利対面なため相手はテラスor引きしかできない
初手ヒードランはテラスを切って荒らす型が多め(フェアリーしかいなかった気が、、、)
打たれる技がテラバかマグストか鬼火のためヒトム引き安定
引いた後は基本的に電磁波→ナイトヘッド連打でOK
その他ヒトム引き安定ポケモン
12位ミミッキュ(電気玉かじゃれつく)
13位イーユイ
最速スカーフ→サイキネ
ヒトムが2耐えするので引き後電磁波
それ以外は基本的にテラ(草or水orフェアリー)か引きだと思うのでヒトム引き安定。メガネ悪波打たれたときは泡を吹いて倒れた。
14位ヌメルゴン(テラス10万か引き)
16位ミトム(鬼火か電磁波かボルチェン)
こちらのヒトムがHB型の中でかなりSを振っているので、対面上からボルチェン後ハバカ着地が安定していた。
17位ガブリアス
起点作成だとヒトム引き鬼火ケアで引いてくれないが、
鉢巻フェアリーテラバをウーラが受けるわけには行かないのでヒトム引き
20位サンダー(放電か電磁波かボルチェンか暴風)
21位ドラパルト(鬼火か電磁波)
22位ジバコイル(テラ切ってくれることが多かった)
26位セグレイブ(テラバか引き)
襷巨剣打たれたときは泣きました。
突っ張る相手
11位ハッサム
とんぼしかされないので水流か剣舞してもいいと思う。
テラバと素引きをケアするならヒトム引き
15位へイラッシャ
ドレパンで殴った後ヒトムに引いて守るを誘った後ハバカミ着地
18位ウーラオス(悪)
引けないので素直にドレパン
19位コノヨザル(ステロかがんぷう(地ならし)か憤怒か命がけ)
初手命がけは諦めましょう。
地ならしから入ってくる人も多く剣舞から入り、アクジェで削ることで命がけを耐える展開も多かった。
23位オオニューラ
オボン込み水流アクジェ耐える型が大流行していたので泣きながら水テラ水流を打っていた。
25位キョジオーン
泣いて剣舞してテラス確認
28位クレセリア
剣舞→水テラ水流
24位ドヒドイデ、27位キノガッサ、30位ドオーはサーフゴーに引きましょう
29位キラフロル
序盤中盤はやっていたチョッキキラフロルがかなり重いので、
キラフロル入りにはハバカミから出してサイコショックを押していた。
【基本選出】
@1
の選出が9割近くを締めていて、1枠の半分以上をハバタクカミで選出。
相手のパーティにドオーやツツミ、マリルリ、ウォッシュロトムなどこの2体に一貫を取れるポケモンが複数体いたときに選出するのを悩むレベルで信頼していました。
特に上位プレイヤーと対戦するときほど襷スカーフをケアしてくれるため、上手く決まり、上位に行けば行くほどウーラからのヒトムバックが安定していました。
もしこの構築を使われる際は基本的にヒトムバックすることで有利な展開をつかめるはずです!
ぜひ試してみてください★
初手ウーラでテンポがとれなさそうな構築を当たったときは、カミから入ってヒトムウーラの選出をすることも多かったので臨機応変に対応していただければ幸いです。
【苦手なポケモン/並び】
・テツノツツミ
初手ドレパンで倒れてくれたら胸をなでおろしましょう
・サーフゴー
特にSを振ってるメガネカミ
ウーラとヒトムが上からしばかれるのがきつかったです。
・受けループ
ディンルーの地割れを当てたら勝てます。
・ガチグマ
ヒトムに対して安定して後投げされるので、読んでオバヒ×2で削りましょう。
ハバカミやサフゴ引きを読んでじしんやシャドクロを押してくれることも少なくなかった。
【最後に】
前期に引き続きレート2000を達成することが出来た一方で、前期より順位が一つ落ちたこと、新しい構築が浮かばなかったり、プレイングがはまらなかったり、悔しいシーズンでも有りました。来季こそレート2100&2桁という目標目指して頑張ります!
discordのボイチャ等で構築の相談に乗っていただいた『じんポケ』の皆様や個体の共有をしてくださった虚松さんありがとうございました!
長くなりましたが最後まで読んでくださった皆さんありがとうございました!