S8 最終286位R2014 ウーラヒトムシステム(ぺすたシステム)
こんにちは。ぺすたと申します。
今回、目標にしていたR2000を達成することができたので、
初めて構築記事を書かせていただきます。
どうぞお手柔らかに最後まで読んでいただけると幸いです。
(一番大事な環境上位ポケモンとウーラオスが初手対時した際の思考を追記いたしました。)
【使用構築】
【構築経緯】
別の構築でスカーフ水ウーラオスを使っている際に、初手水ウーラオスを出した時、
相手は襷、スカーフをケアしなければならず、相手にテラスor引きを強要する能力が非常に高い事に気づいた。
初手ウーラオスを選出し、相手のテラスor引きを強要しながら自分は素引きし安全に有利対面を作る動きができれば強いと思い、水ウーラオスが弱点をつかれる電気/草/フェアリー(ついでに氷柱落とし)を半減で受けられるヒートロトムにたどりつき構築の軸とした。
また、ウーラオスの水流連打、インファイト読みの引き先としてへイラッシャ、カイリュー、サンダー、ドヒドイデ、モロバレルなどが多かったがいずれもヒートロトムを対面させることで有利対面を作ることができた。
この初手から素引き交換を行い、テラス強要or有利対面を作る動きをぺすたシステムと命名した。
ハバタクカミ
基本的に相手に先にテラスを切らせる展開が多く発生し、ヒトムの電磁波をばら撒いた後ハバタクカミのムーンフォースかシャドーボールの一貫が出来やすかったため、ハバタクカミをメガネで採用した。
ウーラヒトムだと相手の水ウーラや中盤増えていたマリルリなど水アタッカーに一貫を取られるためドヒドイデを採用(後にドヒドイデがいるだけでこれらのポケモンが出てくることは殆どなかったため、選出は数回しかしなかった)
初手ウーラオスと拘っている電気特殊(レボルト、サンダー)が対面したときに安易にボルトチェンジを押されるとヒトム交代が裏目に出てしまうため、圧をかけるために地面枠で対面の撃ち合いが強く、テラスを切ることで構築単位で重いテツノツツミに勝てるチョッキガブリアスを採用した。
サーフゴー
構築単位でまだテツノツツミとへイラッシャが重く感じ、キノガッサ等への回答も欲しかったためサーフゴーを採用し、パーティ全体の素早さラインを上げ、メガネカミやメガネツツミを咎められるスカーフで採用
【個体解説】
●水ウーラオス(選出率9割)
レギュD最強ポケモン
Youtuberのレブロンぽけさんの強い調整を勝手に参考にさせていただきました。
[調整]
HB:A特化パオジアンの弱点テラバ確定耐え
S:準速70族抜き
A:陽気252と同値(ダメ計しやすい)
の完璧な調整だと思っています。
使ってみるとかなり硬く、剣舞積む隙がかなりありました。
また、火力も申し分なく剣舞水テラス水流連打で半減カイリューが受からないほど火力が出ます。
当初はスカーフ型で使い初手とんぼからのヒトム引きを考えていましたが、ヒトムが荒らした後の抜き性能や素引きでいいことを考えると、この型で良かったと思います。
また、初手だししていることから襷やスカーフなどの型の誤認も誘えました。
●ヒートロトム(選出率9割)
水ウーラオスの相棒
[調整]
S:準速70族抜き ウーラオスと同値にすることでS確認しやすくなった
HB:できるだけ高く
水ウーラからの素引きの攻撃をすべて受け止める神
初手ウーラ、パオ対面では明確な引き先がない限りほぼテラスを誘発し、不発にさせた。また、かみくだくを搭載していないパオジアンが多く、引いていく事が多かったためパオジアンが電気テラスでも電磁波を打ってもほとんど決まった。
また構築の見た目上ヒードランとHヌメルをかなり呼ぶが、相手からの有効打がないことが多く、交代際に電磁波を当ててナイトヘッドを連打するだけで突破することがかなりあった。
物理ポケモンと対面した際は鬼火ケアでハバカミ等の特殊ポケモンに引いてくることも多く、ハバカミに電磁波が入ることも少なくなかった。
鬼火電磁波両採用も検討したが、ナイトヘッド無くしてこのポケモンはありえないと痛感した。
テラスを切らせても構築上重い毒テラディンルーをナイトヘッドで削る背中は父の背中よりも頼もしく見えた。
●ハバタクカミ(選出率6割)
全て破壊する神
[調整]
S:最速ガブ抜き
C:臆病252と同値(ダメ計しやすい)
HB:有識者に教えていただいたいろいろ耐える神調整。ぱおの陽気つららぐらいなら耐える
ツツミ、パオ、カミ、スカーフ勢以外は中速な環境だと思うので、Sはガブ抜きぐらいで十分だと思う。
CSも使っていたが流石に繊細すぎて使えなかった。
ヒトムでブエナカミに電磁波入れて下からボルチェンしてこのハバカミに繋ぐ流れはうつくしかった。
●ドヒドイデ(ほぼ選出なし)
ベンチから圧をかける置物
[調整]
HB:ぶっぱ
ほとんど選出していないが、相手の選出を歪ませていたと思う。
構築上毒テラディンルー+へイラッシャの並びがきつかったため宿木挑発身代わりゴリランダーを採用しようとしたが汎用性に欠け、ディンラッシャ以外の構築の相手の選出が変わると嫌だったので最後まで睨みを効かせてもらっていた。
●ガブリアス(選出率3割)
対面最強
[調整]
A:できるだけ高く
S:できるだけ高く
ほとんどのポケモンの攻撃を1回耐えて上から2回殴れる主人公
サフゴカイリューに対して択を合わせてドラテを入れることで即勝ちを生むことも多かった。
テラス切ればカミにもツツミにもやれる最強ポケモン
●サーフゴー(選出率3割)
一家に一台ポケモン
[調整]
S:最速ツツミ抜き
HBD:どなたかの構築記事の調整真似したやつ。
C:あまり
いままでのシーズンサーフゴーを使うのが苦手で採用してこなかったがスカーフは腐りにくく使いやすかった。
受けループやキノコ、ギミックパに強く出れたおかげで勝率を安定させることができた。
【初手の動き】
初手ウーラオスが環境上位ポケモンと対面したときの動きについて解説します。ぜひ皆さんが実際に使っていたポケモンと共に、相手目線初手どう行動するか考えてみてください!
1位ハバタクカミ
ブエナ発動なし:相手はスカーフか襷で水流連打を打たれると倒されるため引きか水テラスの選択→ヒトム引き安定
ブエナ発動あり:水テラスを切っても相当耐久を振っていない限り水テラス水流連打を2発耐えないため攻撃しかできない。→ヒトム引き安定
(再戦で初手メガネカミにシャドボ打たれて崩壊しました😖)
引いた後は基本的に電磁波でOK
2位カイリュー
初手カイリューは鉢巻飛行テラバが環境に多く、飛行テラバか地震を打ってくることが多かった→ヒトム引き安定 神速or逆鱗の場合、カミ引きでテンポが取れる
仮に竜舞型だったとしてもヒトムを即投げすることで相手は鬼火ケアで炎テラスか身代わり持ち以外は相手は引きしかできない。
引いた後は基本的に電磁波でOK
3位パオジアン(一番のカモ)
スカーフとんぼ、襷ドレパン、水流をケアするためにはテラスか引きしかできない。(無限回対面したがそのままつららおとし打ってきたのは一人しかいなかった)
→ヒトム引き安定 テラスを切らせて半減で受ける理想的なムーブができる。
引いた後は基本的に電磁波orナイトヘッドでOK
4位ウーラオス(水)
ミラーは基本的に遅いほうが有利だと思っているので、
スカーフでとんぼ返り
ミラーに関してはヒトムに引きません。
5位サーフゴー
かなり怪しいやつ
メガネ型の場合シャドーボールを打たれるとヒトムが受からない。
HB電磁波型の場合、電磁波を打たれるためヒトム引き安定。
初手に出てくるサーフゴーはメガネ型が7:3で多かった印象。
メガネは耐久に振っているHCの個体が多かったため上を取れることが多く、水テラ水流連打で削り、シャドーボールを耐えて返していた。
10万ボルトを打たれると泣いてヒトムで切り替えしていた。
6位ヒードラン
相手不利対面なため相手はテラスor引きしかできない
初手ヒードランはテラスを切って荒らす型が多め(フェアリーしかいなかった気が、、、)
打たれる技がテラバかマグストか鬼火のためヒトム引き安定
引いた後は基本的に電磁波→ナイトヘッド連打でOK
(ドラゴンテラスヒードランに龍の波動を打たれたが他にヒトムに打点がないのでカミ引きでOK)
7位テツノツツミ
構築最重ポケモン
ブエナ発動あり→フリーズドライ確定耐えのためドレパン安定
ブエナ発動なし→フリドラ読みヒトムバック クイタン打たれるときついが打たれたことはなかった。
基本的にメガネ型はスカーフインファで倒されるので突っ張れないと思っている。
襷はヒトムでドロポンを躱すことをお祈りしてました。
ゴツメ型はフェアリーテラス後テラバーストでヒトムが受けることはできるが、やはりヒトムでドロポンを避けることを祈っていた
8位ディンルー
水流連打でかなり削られるので相手は引きかテラス後
ステロ、カタス、テラバのいずれか→ヒトムバック安定()
引いた後は基本的に電磁波→ナイトヘッドでOK
ナイトヘッドでオボン後半分以上削り、ハバカミとウーラの起点にしてくれることがほとんど
偶にディンルーの耐久を信頼してテラスなし突っ張りしてくる人がいるが、
シグマさん等最上位プレイヤーとマッチしたときは毎回テラスをしっかり切ってくれたので、ウーラによるテラス強要はできていると思う
9位ランドロス
スカーフ型のばあい、スカーフ水流連打で落ちるため飛行orフェアリーテラスを切られることしかなかった。→引いた後は基本的に電磁波でOK
HBの場合でも水流連打でオボン込みで瀕死にまで追いやられるので引き→ヒトム引き安定
10位ガチグマ
相手不利対面なため相手はテラスor引きしかできない
テラス後は基本的に草分けorフェアテラじゃれつくしかしないのでヒトムに引いて、ゴーストテラスを切ってからげんきを透かしていた。
根性じゃない場合は電磁波安定
相手が水テラスの場合、下からボルチェンしてハバカミで破壊していた。
その他ヒトム引き安定ポケモン
11位ヌメルゴン(テラス10万か引き)
12位サンダー(放電か電磁波かボルチェンか暴風)
13位ミミッキュ(電気玉かじゃれつく)
14位ボルトロス(10万か飛行テラバかボルチェンかくさむすび)
18位イーユイ(フェアリーテラか引き)
20位ミトム(鬼火か電磁波かボルチェン)
こちらのヒトムがHB型の中でかなりSを振っているので、対面上からボルチェン後ハバカ着地が安定していた。
21位コノヨザル(ステロか憤怒かドレパンか命がけ)
岩封打たれたら下からボルチェンでハバカミにつなぎましょう
23位ハッサム(テラバか引き)
24位セグレイブ(テラバか引き)
襷巨剣打たれたときは泣きました
28位マスカーニャ(トリフラかどくびし)
31位ドラパルト(鬼火か電磁波)
突っ張る相手
15位クレセリア
剣舞→水テラ水流
16位へイラッシャ
ドレパンで殴った後ヒトムに引いて守るを誘った後ハバカミ着地
17位ウーラオス(悪)
引けないので素直にドレパン
22位ガブリアス
起点作成だとヒトム引き鬼火ケアで引いてくれないため
水テラ水流連打で削りに行く
26位キョジオーン
泣いて剣舞してテラス確認
29位キノガッサ、30位モロバレルはサーフゴーに引きましょう
【基本選出】
@1
の選出が9割近くを締めていて、1枠の半分以上をハバタクカミで選出。
相手のパーティにドオーやツツミ、マリルリ、ウォッシュロトムなどこの2体に一貫を取れるポケモンが複数体いたときに選出するのを悩むレベルで信頼していました。
特に上位プレイヤーと対戦するときほど襷スカーフをケアしてくれるため、上手く決まり、上位に行けば行くほどウーラからのヒトムバックが安定していました。
もしこの構築を使われる際は基本的にヒトムバックすることで有利な展開をつかめるはずです!
ぜひ試してみてください★
【苦手なポケモン/並び】
・テツノツツミ
択に勝って倒しましょう
・ディン(毒)ラッシャ
釣りを何度か決めてラッシャハバカミ対面を何度も作りましょう
・受けループ
ハピナス(ラッキー)+ラッシャ+ミミズズの選出しかされませんがかなり勝てない寄りです。サフゴで択を合わせ続けましょう。
【最後に】
前期までなかなか結果が出せておらず、タイムラインに流れる高順位ツイートの数々が羨ましくなり、本気で取り組んだ結果、強い並びを見つけ目標のR2000を達成することができ、非常に嬉しいです!!
次は2桁目指して頑張ります!!!
そしてdiscordのボイチャ等で構築の相談に乗っていただいた『じんポケ』の皆様や個体の共有をしてくださった虚松さんありがとうございました!
長くなりましたが最後まで読んでくださった皆さんありがとうございました!